『一九八四年』ジョージ・オーウェル
本日は、ジョージ・オーウェルさんの
『一九八四年』を紹介したいと思います。
【この本の内容は…】
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する全体主義的近未来。
ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。
しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。
ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。
と、詳細は読んでのお楽しみですが、
この書籍は、初版(1949年)からこれまで3000万部されている
歴史的なベストセラーです。
アメリカのAmazonのサイトでは2017年1月に
ランキングに急浮上しているのですが
これはトランプ大統領が当選したことで
本の内容が伝えているように
アメリカ国内、国民に全体主義への懸念が広がったためだと言われています。
今から70年近く前に書かれた本が
現代の実態を映し出していることは驚きですが、
ジョージ・オーウェルさんのSF小説は
他にも現代の私たちの社会を反映しているものが非常に多いんです。
『一九八四年』はボリュームとしては多いと感じる方もいるかと思いますが
私たちの今の社会、そしてこれからも理解する上で非常に参考にできる本なので、ぜひ読んでもらえたらと思います。
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