『幸福について―人生論―』アルトゥール・ショーペンハウアー (著), 橋本 文夫 (翻訳)
本書は、
「幸福」に関するショーペンハウアーの考えが書いてあります。
しかし、
普通の人が幸福になるための方法論が書いてあるわけではありません。
ショーペンハウアーは、天才と凡人をはっきり区別します。
本書は、天才が幸福になるための方法
について書かれたものです。
では、凡人には読む意味がないのでしょうか?
そこには答えはありません。
正解でもあり、不正解でもあるからです。
しかし著者は、
・まだ自分の才能を眠らせている人
・世間との違いに苦しんでいる人
へ向けて本書を書いている部分があります。
だから、自分が天才ではなくとも、
世間との違いに悩んでいる人が読めば、
感じ、学ぶことが多いにあると思います。
本書を読んで、
現実全てに意味はないということに早く気付くことができれば、
これからの人生も大きく変えていくとができるのではないでしょうか。
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