『新装版 虚無への供物(上)』中井英夫
「ただの事故なのか?」
もしくは、
「殺人なのか?」
曽祖父が狂死、
祖父は函館の大火で焼死、
両親は昭和29年の洞爺丸沈没事故で溺死、
氷沼家の暗い歴史に怯える蒼司、紅司兄弟、
従妹の藍司の不安が現実のものとなる。
そして、
密室状態の風呂場で紅司が変死、
さらに叔父の橙二郎も密室でガスにより死亡。
ここまで立て続けに死ぬのは一体なぜなのか?
自称「探偵」と名乗る複数の人たち。
彼らが繰り広げる推理合戦。
最後は誰もが想像できない結末になっています。
ぜひ、ご一読ください。
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