【教誨師(きょうかいし)】
本日、ご紹介するのは、
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『教誨師』(きょうかいし)
堀川恵子(著)
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です。
聞きなれない言葉ですが、
「教誨師(きょうかいし)」
というのは、
監獄内における受刑者へ、
その非を悔い改めるよう教えさとす職業
のことを言います。
民間人で唯一、
死刑囚と対談することが許された
たぐいまれな職業ですね。
本書では、
そのような、教誨師として、
50年にもわたって、活動を続けた、
主人公の体験談
を描いた作品となっています。
物語内では、
かの有名な
・ホテル日本閣殺人事件
・三鷹事件
の犯人であり、
死刑囚である人物も登場しており、
死刑囚となって、初めて、
「 死 」
を意識するようになった人間の奥底に眠る
・考え方
・思考の変化
が赤裸々に描かれています。
普段、なかなか意識することのできない、
「死」
について考えさせられ、
物事に対する
考え方や見方
あなたの人生観
に大きく影響することの間違いない、
一冊となっています。
ぜひ、
ご一読ください。
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